夜になると窓から

またこんな真夜中。

 

もう昨日だけど、また五反田のセールへ。

確か前回が最後だったはず。

と思うわけだが、建物の建替えが延びたとかで今回も開催。

でも多くの事業者が退居してしまったので、出店も少なくなってしまった。

それでも今回はいつもあんまり行かない階で、普段は買わないような靴とか買ってきてしまったけど。

建物の中はショールームになっているので、ほとんどガラス張りなのだけれど、どこもかしこも空っぽで抜け殻みたいで寂しく見えた。

 

十一月は思ったより元気だったのだけれど、十二月に入ってなんだかまたいろいろと考えてしまっていたが、買い物で少し元気が出た。

13階を階段で上ったり降りたりして、安くて良い物を手に入れると気分が上がる。

買い物で気分が上がるのは、女性特有なのかな。

そう言えば、以前は池袋に歩いて行ける場所に住んでいたので、よく小さな買い物をしていた。

いつもどこかで何かのセールや催事をやっているので、気分が落ちると数百円程度のものをチョコチョコ買って、元気になって帰っていた。

そこから引っ越してから、あんまりそういう買い物をしなくなったなぁ。

あのお得感が、気分を上げていたのかな。

 

ブログのタイトルは歌の歌詞の一部。

もう40年近くも前に東京に出てきた頃、女友達と住んでいたアパートから友達と二人で銭湯へ通っていた。

銭湯に行く途中で時々会う親子がいて、いつもこんな出だしの歌を歌っていた。 

 

  夜になると窓からお星さまがやってきて

 

いつも大変楽しそうに歌っていて、とってもとっても微笑ましかった。

その時の子供も、今は40代なんだろうなぁ。

 

なんだか失敗ばかりの人生だった。

40年なんてあっと云う間。

あっと云う間なのに、長く困難だった。