なんだろう、この厭世観

なんか昨日の夜辺りから、急に異様にネガティブな気持ちになってるんだよな。

きっかけはあったような気はするけど。

ネガティブな自分の方が馴染みはいいんだけどね。

 

仕事が無くなってから、ちょっと自己啓発とかカウンセラーの書いた本とか読んだりしてるのだが、先日から図書館でドリーン・バーチューの本を借りて読んでいた。

この人の名前は知ってたし、天使がどうたらの人でしょ?とは思ってた。

一度読んでみるかと思って借りてみた。

天使にお願いするとちゃんと何かのサインを送ってくれるよ、みたいな事が書かれている。

借りた本はその体験談みたいなのがずっと書かれている感じの本で、巻末に天使へのお願いの仕方とCDが付いている。

途中まで読んだ辺りで、ふとネットでこの人の名前を検索したら、数年前に突然今までの事は全部悪魔の仕業です、みたいな事を言い出して、一切天使の事を否定しだしたらしい。

まぁなー、この本の中に書かれている事も、なんでもサインだと思えばサインに思えるもんなぁという体験談ばかりだしなぁ。

でも悩んでいる人にとってみたら、占いでも何でもすがりたいものだからね。

これで救われてきた人はたくさんいるのに、いきなり投げ出された信者的な人達はどうすりゃ良いんだって感じだろうなぁ。

 

スピリチュアルやカウンセリングは、結局立ち直るまでのどこかの過程で必要になるけど、すぎてしまえば不要なものであって良いのだろうな。

立ち直る手段は人それぞれだからね。

 

今年は若い芸能の人が、何人も命を断ってしまった。

これね、自分に置き換えてもコロナの影響は大きいよ。

芸能の人は、特に影響受けたからね。

自分ではなんとも無いと思っていても、この厭世観みたいなのいつまでも無くならないのよ。

喪失感みたいなのが、ずっと静かに続いている感じ。

もう今年は3月位から、時間も季節も分らなくなった感じだから。

秋になってやっと、あー春と夏は何してたんだろうと思った感じ。

こう思えただけ、仕事が無くなって良かったのかも知れない。

あの職場にいたら、ループから抜け出せない気がしたから。

火星の月

タイトルに意味はない。

昨夜は火星が良く見えた。

 

意味のないタイトルを付けるのは、そんなにたくさんの人に見に来てほしいわけでもないからだが、思惑以上に誰も見に来ないけどな。

 

仕事を辞めてひと月以上たったが、どんどん働く意欲が無くなるという体たらく。

せめて片付けでもと思うが、それすら進んでいない。

さすがに自分でもイーってなるほどどこに何があるかわからなくなってきたので、この機会にちゃんとしたいが、ちゃんとしてから働こうなんて思ってたら、多分いつまでも働けない。

 

せめていつもと違うことをしようと思って、午前中はケーキを焼いてみた。

ケーキと言ってもオーブンはないので、炊飯器で作るケーキだ。

もともとケーキの設定がある炊飯器なので、やってみようと思いながら買ってから3年くらい経つが今日はじめて使った。

賞味期限がとっくに過ぎた小麦粉(冷凍庫には入れてある)と、賞味期限がすっかり切れたラム酒漬けのピールを使って、パウンドケーキを焼いてみた。

パウンドケーキは、粉も砂糖もバターも同量入れて混ぜ合わせて焼くだけのケーキなので簡単。

炊飯器にいれて、ケーキ設定で40分焼いたら出来上がり。

予想以上にきれいに焼けた。

もう30年も前にも、炊飯器でケーキが焼けるというのでやってみたことがあったが、カッチカチになってしまった事があった。

さすがに今の炊飯器は、用途別の設定が出来るから失敗もないね。

こんなに簡単なら、あの小麦粉さっさと使ってしまおう。

 

ラム酒漬けのピールを入れたパウンドケーキなんて、最後に作ったのは高校生の頃だ。

その頃は自分でラム酒買って漬け込んだピールやナッツで、しっとりしたパウンドケーキを作った。

あの頃製菓用のラムじゃなくて、酒屋で大きな瓶を高校の制服を着て買いに行っても、全然普通に買えたよな。良き時代でした。

 

仕事ね、辞めたいとは思っていたが、まだ辞める予定じゃない時にリストラされたので、なんか未練はないんだけど、ちょっときちんと終わらせられなかった後悔はある。

まぁ所詮は事務派遣なんだから、職場は少し経てば私のやり方なんて忘れてしまうんだけどね。

今の時期はあれが大変だろうなとか、ふと思ってしまったりする。

早く次の仕事しないとな。

そうしたらもう、次の事でいっぱいになるから。

10月の匂い

10月も、もう半ば。

働いていないひと月とは、あっという間だな。

いろいろとモヤ付いて辞めたので、今回は未練が無くて良い。

居心地の良い職場を契約満了で辞める時は、あとですごく寂しくなる。

 

北の国に住んでいた頃、この時期の空気が好きだった。

まだ雪の降る前。

冷たい空気の匂い。

また住みたいと思うけど、たぶんもう叶わない。

 

30年以上前に、その当時の知り合いから何故かぬいぐるみを貰った。

ぬいぐるみとか飾る物は好きじゃないとは常々言ってるつもりだったが、くれる人はくれる。

当時、津川雅彦さんがやっていた、グランパパというお店で買ったと言っていた。

もらったのは誕生日でもなんでもない日だった気がする。

ふわふわの白うさぎのぬいぐるみで、飾るときも汚れないようにビニールに入れて飾っていた。

でも、何度も引っ越しするうちに飾る事もなくなって、箱にいれてしまいっぱなしになっていた。

 

無職になったので色々片付けねばと思って久々に出してみたら、箱の中でカビだらけになっていた。

ビニールに入れていれば、せめてもう少し被害は防げたかもしれない。

今の部屋の前に住んでいたところは、すごく湿気が出る部屋で、いろんな物がびっくりするほどカビてしまった。

でも、こんなことになっていたとは。

 

ふわふわの白い毛は、洗ったら絶対ふわふわ感が失われてしまうと思ったけれど、あまりに汚れてしまったので洗うことにした。

もっと早く気がついていれば、夏の間に洗えたのに。

手洗いで洗ったけれど、布についたカビの汚れはうまく落ちなかった。

白い毛はふわふわ感が大分なくなってしまった。

それでも、いくらかきれいになったし、今まで大事にしすぎて結局仕舞いぱなしだったので、これからは少し普通に触ったりしよう。

そのためのぬいぐるみだもんね。

おばさんだけど、ぬいぐるみと一緒にねてみようかな

 

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台風

台風が近づいていて、ここ数日ずっと雨。

出かけない口実になるから良いけど。

 

私の住んでいる古アパートは、6室ある4室が家族で住んでいる。

間取りでいうと2Kだ。

私の部屋の下は、会って話した時に聞いた感じでは、どうやら3人家族らしい。

60代くらいの夫婦と息子らしい。

夫婦は良いけど、おそらく30代かうっかり40代かも知れない息子が、この間取りに住んでいるのかと思うとちょっとどうなのかと思う。

まぁ事情もあるのでしょう。

 

現在無職の自分としては、昼間周りの部屋に人が居るのはちょっと気を使う。

こっちが昼間居るのが分かったら、あら仕事どうしたのかしら?とか詮索されそうだし。

コロナがなければ今年はオリンピック需要で仕事も多かったのだろうが、今忙しい仕事はコロナに関連した仕事だけだ。

相変わらず給付金や緊急融資に関連した募集はあるけれど、私は致命的に事務センターが苦手だしね。

 

この機会に今度こそ片付けをしないとな。

りんご

今日も寒い。

数日前にMacのOSをアップグレードした。

購入したのは6年前で、一度だけアップグレードした後はずーっとそのまま古いOSを使っていた。

しかし、いろいろ不具合が出てきた。

最終的には、国勢調査の回答をネットでと思ったら、OSが古すぎて回答出来なかった事でアップグレードすることにした。

 

今一番新しいOSは、大きな改変があったらしい。

アップグレードしてみたら、あれこれ使えないソフトがあったり、写真のデータが見当たらなかったりした。

Flashplayerが使えなくなって、きちんと表示されないサイトもあった。

アップグレードするとこういう事があるのは解っていたが、対処の仕方を探すのが意外と大変だった。

結局はFlashはブラウザを変えて設定をし直せば表示されたし、写真もピクチャフォルダの中にあった。

それを写真アプリに表示させるのに、またちょっと苦労したけど。

もともと、Macをそこまで使いこなせて居なかったので苦労したけど、仕事で使っている人とかはきっと全然普通に対処出来たんだろうな。

 

Mac使いたくて買ったけど、そんなに使えていないので勿体ない感じはある。

永年使ったWindowsXP搭載のPCがネットに繋げなくなったので、Macに変えてみたのだけど、結局はWordやExcelは古いPCを未だに使っているので、Macはネットとゲームにしか使ってない。

 

結局OSのアップデートをする前に、国勢調査スマホで回答した。

スマホで出来るなんて便利な時代。

国勢調査も10年前の時は、年収だの住んでいる建物の平米数だの書かなきゃならなかったけど、今回はそれもないので楽だったしね。

 

冷たい雨

今日は寒い。

 

6年前まで、池袋に歩いていけるところに住んでいた。

昨年、自動車の暴走で死傷者が出た事故の現場は、よく歩いた場所だった。

あの横断歩道も、何度も渡った事がある。

その事故の裁判が始まった。

遺族の方のこれまでの時間を考えると、どれほど苦しかったかと思う。

 

この事件の報道を見ると、亡くなった方の事は何度も報道されているが、他の被害者についてはあまり報道されていないように思う。

被害にあった方に配慮してという事かも知れない。

あれほどの事故であるから、他の方も大きな怪我だったのではないかと思うが。

ゴミ収集車に乗っていた方の様子は報道されており、打撲ということだった。

 

数年前に肋骨を数本折る怪我をして、今でも肋骨の周囲や腕にしびれが残っている私としては、この事故の被害者が今でも怪我の後遺症でつらい思いをしているのではと思ってしまう。

事故の後遺症はずっと後から出てくるものもある、時間が経てば治りますと言われて、結局治らない事もある。

それを抱えて何十年も生きるのも、結構辛いのだ。

 

この事故で被害にあった方が、納得のいく判決が出ることを願っている。

加害者は自己保身など考えず本当の事を言って欲しいし、全てを観ていたはずの同乗者もしっかり本当の事を言って欲しい。

並行世界

ある程度長く生きていると、時々おやっと思う事がある。

自分の記憶には鮮明に覚えている事が、他の人の記憶では全く違っていたりする。

それは自分か、或いは他の人の記憶違いなのだろうとお互いに納得する。

でも本当にそうなのだろうかと、ふと思ってしまった。

 

自分はどこかの時点で、ほんの少し違うもうひとつの世界に転移していたのではないか。

それはほんの少しの違いだから、その時はちょっとした目眩とか、寝起きの夢みたいな感じに思うけれど、実はよく似た別の世界へ来てしまったのかも知れない。

思えば、なにか違うという小さな違和感なんか、今まで何度もあった気がする。

誰かとの話で自分が記憶していたエピソードが、他の誰かのエピソードだったという事が、今までにもあった気がする。

さっきまでと同じ場所にいるのに、なんだか何かが違うと思ったり、さっきまであった物が急にどこかに行ってしまって二度と見つからなかったり。

そういう小さな変化を繰り返して、平行世界を移動しているのかも知れない。

 

でも、そんな小さな違和感の事は、みんなすぐに忘れて新しい記憶に書き換える。

本来の私が生まれた世界から、私はずっと離れた平行世界に今いるのかも知れない。

 

そんな事を今日、図書館の中で思ったのだ。