マルカリアンの鎖

タイトルはいつもどおり意味はない。

銀河の名前。

 

なんだかんだ言っているうちに、もう年末調整のお知らせが来る時期になってしまった。

一年なんてあっと云う間だ。

仕事は相変わらずなんだか忙しい。

一旦落ち着いたけれど、また次の事業が本格的に動き始めた。

最近は在宅勤務の時に、ちまちまとサービス残業したりしている。

その分昼間ちょっとだらだらしてるけどね。

派遣なのになんだかなぁと思うけど、やらんと終わらんしな。

 

昨日テレビで『君の名は』というアニメを放映していた。

最後の方で東京のあちこちで、主人公の二人がすれ違って行くのをみていて、自分とこの世に居なくなった彼の事を考えた。

私と彼はまだ知り合う前に同じ町に住んでいた。

毎朝同じ駅を使い、同じスーパーで買い物をしていたかも知れない。

彼が当時住んでいたマンションの1階には100円ローソンがあって、時々買いに行っていた。

そこですれ違った事が会ったかも知れない。

時間が戻れば良いなぁと本当に思う。

まだ彼があのマンションに住んでいて人生に絶望していない頃で、私は腐れ縁の最低の男をやっと見限った頃だ。

 

あの頃知り合うことが出来ていたら、全く違う未来があったんだと思う。

あの頃私達が出会う世界線が、どこかに存在しているかも知れない。

彼はその世界線では、元気に生きているかも知れない。

その世界の私が、そこで彼と幸せであれば良いと思う。

そういう世界線へ、死んだら行けるのだろうかと思ったりする。