曠原淑女

ウクライナにロシアが侵攻してしまった。

兵士ではない、一般市民にも攻撃している。

いくらロシアがそんな国でも、プーチンがそんな奴でも、そこまではしないだろうと思っていた。

プーチンは、何になりたいのだろう。

彼の首に、鈴を付けられる人はいないのだろうか。

 

ウクライナという国名を聞くと、宮澤賢治の「曠原淑女」という詩を思い出す。

小学5年生からずっと、私が宮澤賢治好きだ。

小学生の時には賢治の詩集を持っていたし、自分では宮澤賢治の詩はだいたい知ってるくらいに思っていた。

 

高校受験の時、国語の試験の設問にこの詩があった。

私はこの詩を覚えていなかった。

私とした事が。

と、その時は試験の事より自分が覚えていなかった事に動揺した。

この詩の中には「ウクライナ」という言葉が出てくる。

 

それ以来、この詩の事は忘れない。

ウクライナと聞くと、この詩を思い出す。

 

東洋の片隅で、おばさんが祈ったところで何も変わらないかもしれないが、ウクライナに平和が戻る事を祈っている。

 

そう言えば、この入試で私は国語はかなり良い点数だったのにと、担任に言われた事があった。

高校の成績は、卒業まで赤点ギリギリだったが、現代国語だけは良かった。

良く卒業出来たと思う。