天気管

今日は雨。

 

天気管を手に入れた。

お値段以上ニトリで。

 

密閉したガラス管の中の液体が、天候に依って結晶する。

欧州で17世紀から使われていた気象観測機。

 

なかなか良い感じです。

ニトリなのでお安いし。

前から欲しいと思っていたが、他は結構お高いので見合わせていた。

倒して壊さないように気をつけよう。

 

東京は雨で寒い。

今年は、夏から一気に冬になったような感じだ。

 

彼の祥月命日がある十一月も、もうすぐ終わる。

三回忌だから、気持ちの上でも一区切りという気がする。

そうは云っても、まだ二年。

彼のことを全く考えないという日は無い。

今年は仕事も暇だから、想い出す時間もあるし。

それでもそろそろ、自分の時間を生きないと。

 

『葬送のフリーレン』というアニメを楽しみに観ている。

漫画が原作だが、漫画の方はコミックアプリで最初の方を読んだだけ。

内容は失った人の遺したものを見つけにいくような旅なので、観ると毎回彼の事を想い出す。

仕事をしながらも、彼の事を知る人がここに居たりしないだろうかと思うことがある。

いろんな場所に、営業として出入りしていたはずだから。

彼の何もかもが無くなってしまうのが、寂しくて辛い。

 

でも自分だったら、別に何も残らなくていいやとも思うから、彼もまた跡形もなく消える事が望みだったかも知れないが。

かぼちゃ大王の季節

もう10月も後半。

ひと月前には、まだ夏の暑さだったのに、すっかり涼しくなった。

 

仕事は相変わらず。

仕事がつまらない所為か、どうも気分が落ち込みがち。

ちょっと楽しいこと探さないと。

 

朝の通勤のときに前を歩くそこそこちゃんとした男性が、スパイファミリーのトートバッグを肩に掛けて歩いていた。

サブバッグじゃなくて、それだけ肩に掛けていた。

そういう時代なんだなぁと思った。

私の若い頃サラリーマンの男性が、アニメのキャラクターのついたトートバッグで通勤なんてあり得なかった。

多様性の時代か。

 

この間100均でぶらぶらしてたら、シークレットペンというおもちゃ的なペンが売っていた。

ブラックライト付きのペン。

ブラックライトでかざすと書いた文字が浮かびあがる。

全然必要ないけど、使ってみたくて買ってしまった。

私が子供の頃にこんなペンがあったら、スパイごっこし放題だったのに。

なぜか女の子向けのデザインだけど、男の子用にスパイごっこ商品で売り出していないのは何故だろう。

今どきスパイごっこなんてしないのか。

 

転寝していたら、彼から電話が掛かってくる夢をみた。

これから会いたいとか言われて、ちょっと無理かなと返したら「会議室取ったのに」とか言われて、「それなら行こうかな」とか返した。

なぜ会議室。

そう思ったら目が醒めた。

なにか意味があるのだろうか。会議室。

北緯43度

気がついたら、カレンダーもあと3枚。

今年もあっという間に終わりそう。

 

カレンダーといえば、ビックカメラで毎年もらう日本地図の大きなカレンダーの一番下には、音符付きでビックカメラの歌が印刷されている。

「不思議な不思議な池袋」で始まる歌だ。

あれも来年はもう印刷されないのだろうな。CMの曲も変わったし。

 

仕事は相変わらず、大変つまらない。

が、大人しくしてる分には何も言われない緩い職場なので、まぁそれでも良いかな。

どちらかというと国際的な職場だけど、今まで働いた中でも体質的には古いお役所的な職場だと思う。

 

ここのところ一気に秋らしくなった。

明け方は肌寒くて目が覚める。

さすがにタオルケット1枚ではもう駄目らしい。

 

先週の10月1日は都民の日と日曜日が重なったので、都立の施設はいろいろ無料開放されていた。

なので久々に庭園美術館に行ってみた。

さすがに混んでました。

気がつけば約20年ぶりの庭園美術館

以前は年に1回くらいは、平日に仕事休んで行ったりしてたな。

 

数年前にいじめが原因で中学生が凍死した事件があったが、聞けば聞くほど嫌な話だ。

それが旭川という土地なのも、なんだか頷ける。

北海道というと最果ての朴訥な人々と思われてるかもしれないが、北海道民はたぶんそんな事思って無いんじゃないかと思う。

先祖はみんな移民なのもあって、道内でも場所に依って人間性も全然違う。

東京に来てから何かで知り合う人たちでも、北海道の人は他の県の人達みたいに打ち解けない。

「北海道なんだー、私も〜」みたいな話にはほぼならない。

東京に来て、出会う北海道人全てがそうだったので、そうなんだろうなぁと思う。

北海道は昔から変な流れ者が多かったから、安易に人を受け入れないという事なのかもしれない。

他県の人たちが同郷だというと初対面でも「えー、どこの町?近いねー。あそことか良くいかなかった?」みたいな打ち解けた話をしているのがなんだか羨ましかった。

そして個人的に旭川出身の子は、東京で会う北海道人の中でもダントツに感じが悪かった。

だからあの事件は、あの子達の育った町だもんねと思う。

 

北海道の土地も気候も好きだから、時々戻りたいなぁと思うけど、人々はたぶんいまでも全然優しくないだろうなぁと思う。

観光客には優しい人達だから、東京から来ました的に言えば優しいかもな。

陽の陰り

日差しが秋らしくなってきた。

でも気温はまだ夏の気温。

 

わたしが自分の書くものにタグも何にも付けない上に、いろんなところに足跡も残さないからなのか、ここは本当に誰も見に来ない。それを良い事にちょっと個人的な事を急に書きたくなったけど、すげー壮大になりそうになって止めた。

世の中に物申すついでに、ワシだっていろいろ大変なんだよという話をしたい気になったのだよね。

 

流行り病に罹り、なんか一人前の都民になったなみたいな気分であるが、体調はすっきりしない。

すっきりしないけど、大きい風邪の後とそんなに変わらない。

これもワクチン接種の恩恵なのか。

 

コロナ前は8月の終わりになると、いつも東急ハンズで年に一度のセール、ハンズメッセを開催した。

東急ハンズも今は東急系列では無くなってしまったので、いつの間にか特徴的な指のマークのロゴも無くなってしまった。

そしてハンズメッセも無くなってしまった。地方の一部店舗は開催してたところもあったようだけど。

 

何十年も慣れ親しんできたものが、コロナをきっかけに急速になくなっていく気がする。

少し前に話題になった西武百貨店池袋店のストライキも、豊島区にわりと長く住んだ身としては、応援する気持ちだったが、変わるものは変わってしまうようだ。

いろいろ鬱々と暮らしていた頃、午後も遅くなってからよく西武百貨店を回遊しに行った。

ただブラブラと見て歩いて、時々は小さな買い物をして、それだけで少しは社会にいる気分になった。

あの場所も無くなるのかぁ。と、思うと寂しい。

 

流行病の為、職場には土日も含めたら十日ほど出社しなかったが、待機期間も終わって出社した。

職場でみんなにウザがられている、恐らくメンタルやられてるかなんかで腫れ物扱いの上司が、久々に仕事を振ってきたが、何いってんだか全然わからない。

多分無駄な事を時間を掛けてやらされている、ということは分かっていたが、面倒だし言いなりでやっていた。

しかし、他の仕事も立て込んで来たし、ちゃんと説明もしないくせに、説明しましたけど?みたいな事言い始めたので、ちょっとキレてみた。

わりとのんびりした職場ではあるので、キレるまでもなかったんだけど、多分流行り病の後遺症でその辺の辛抱が出来なかったらしい。

もう、ちょっとこいつにはちゃんと言ってやると思ったら、いつもより偉い人の出社率が高く、わたしの意外と大きい声が届いちゃったらしく、ちょっと話し合いの場を持たれてしまった。

いやいや、ワシ意外とこれがデフォルトなんだけどね。

上司であろうがなんだろうが、仕事の進行の妨げになるなら言うよ、みたいなの。

 

そんなわけで働いて二ヶ月あまりで、すでにズケズケ言う奴であることがバレてしまった。

 

それでも今後も表面上は、ぼーっとしたBBAとして仕事してくけどね。

 

九月か。

岩手に行きたいな。随分行ってないしな。

スーパーブルームーン

気がついたら、八月も終わり。

 

毎夏恒例の、わたしのラジオ体操も今日で終わり。

今年は頑張って起きて、割と二度寝もせずに続いたと思う。

もちろん何回かは二度寝して、聞き逃し配信で巡回ラジオ体操を聴きながらという朝もあったけど。

あの巡回ラジオ体操を聴くか聴かないかで、二度寝してやり直す時の気分も違う。

ラジオ体操の聞き逃し配信だけは、NHKを評価できると思う。

 

八月最後の週は、予想外な展開になった。

最後の八月を惜しむような余裕も無かった。

コロナに罹患して寝込んでいた。

最初はコロナだと思わないで、3日めくらいにちょっと熱も下がって、治って来たから普通に明日は出社しようとか思ってたくらいだった。

でも4日目に尋常じゃない喉の痛みで、これは風邪じゃないと観念して病院へ行った。

もっと早く行けば良かったよね。もうウィルス抑制剤も出して貰えなかったし。

でも、喉の痛みに効く薬で、水すら飲めなかったような痛みは緩和された。

いやー、喉の痛み半端ないね、オミクロン株。

 

そんな中、土日に寝込んだ以外は在宅でそれなりに仕事していた。

在宅勤務のできる世界、ありがたい。

 

この1週間も、ヨロヨロしながらもラジオ体操は続けた。

決めたルーティーンは中々崩せないというのは、子供の頃からの習性なので。

でも31日にはきっぱり終わる。

わたしの夏休み的な気分を満足させるのが、ラジオ体操だから。

 

明日から九月。明日はやっと外出できる。

部屋の中のあちこちに散らばるであろう、ウィルスも除去しないと。

マスク大事ですね。

ちょっと油断してた。

暑いからね。

そして本当にもう若くない。

わたしの免疫はもう弱々なのだ。

BBAらしく、気をつけて生きよう。

 

そんな八月三十一日の夜空には、スーパーブルームーン。

今は朧月。

サイダーと柿の種

タイトルは、子供時代の郷愁。

書きたいことはあるのになぁと思いながら、結局書きたいことがわからなくなるの繰り返し。

 

先日、薄い半月状の西瓜を買った。

果実部分だけカットしてパックされたものを昨年買うまで、何十年も西瓜を買うことは無かった。

西瓜があんまり好きじゃなかったのだ。

実家にいる頃は食べていたけれど、ひとりで暮らすようになったら敢えて買いたいと思うことは無かった。

でもなんか美味しそうと思うようになったので、今年は皮付きのを買ってみた。

40年も前に食べていたものに比べたら、皮付近まで甘い。

今年みたいに暑い夏には、水分補給に大変良さそう。

皮付近の白い部分も随分少なくなったんだね。

 

先日大家さんが訪ねてきて、階下でねずみが出たので調査に入るというので、昨年のエアコンが壊れた事件以来のやる気を出して、人が入れるほどに部屋を片付けた。

在宅勤務を良い事に、仕事もせずに片付けた。

それなのに、その日は玄関先で話が済んで、また後日施工に来ますという事になった。

なんだよもー。早く来てくれないとまた散らかっちゃう。

っていうかさ、2月頃にさ、大家さんにねずみ出るっていったじゃんねー。あの時けんもほろろに「そんなことないわよー」とか言って何もしなかったじゃんよーと思う。

あの時は室内には入られた形跡が無かったが、今回は置き土産があったので入られていた模様。

階下の人が仕留めたらしいけど。

 

最近時々見に行くブログの方が、私が永年やりたいと思っている事を始めたと書いていた。

同じような年頃の方なので、そうだなぁ私もやる気をださなければと思った。

ここ数年は死別もあって完全に何も考えないような状態で、休日も海外ドラマの沼とか少し前のドラマの一挙放送とかに嵌まっていた。

でも考えてみるまでもなく、もう老前短いのにこんなに無駄に過ごして良いんだろうかという気がしてきた。

若い頃は一日にたくさんの事が出来た。でも、結局全部男絡みで自分を見失って来た。

今でも一番の原因の男の事だけは絶対許さないし、自分の命と引換えでも死ねばいいと思っている。

まぁそれも無駄な感情だとは解っているんだけど。

他人の所為ではあるけど、立て直すのは自分しかいない。そろそろちゃんとします。

 

このブログは、ほとんど誰も見に来ない。

はてなブログがどういう仕様かわからないが、以前やっていたブログでは少なくとも何人かは見に来ていたけど、ここは全然見に来る人がいない。

20年くらい前のネット社会がもう少し穏やかだった頃も、似たような誰でも作れる日記メインのホームページサービスがあった。

それは小学生や中学生も作っていて、交流もわりと盛んだった。

盛んだった故に炎上もあって、炎上すると同じ人が名前を変えてホームページを作り直したりという事がよくあった。

その頃、佐世保で小学生が同級生を殺す事件があった。

加害者はそういう簡単にできるWebサイトを作って同級生と交流していた事が、犯行を助長させたようだった。

その当時、そういう事もあるだろうなぁ。まだ発達途中の子供だったらと思った。

のちに加害者は発達障害と診断されたのだったと思う。

 

自分も、今なら発達障害の疑いを指摘されただろうなと思うような子供だった。

そういう自分が思うのは、もう還暦になったとしても、今になって気がつくことはたくさんある。

あの時誰かに言った言葉は、大変不適切だったのだ。あの時の行動は非常識だったのだ。

それを何十年も経って理解する。

そういう脳なのだ。

だけど、今はある程度療育も進んでいるのだろうから、なんていうかね、積極的に理解させる事をして欲しいと思う。

10歳で理解するような人間関係を、私のような人は60年掛けてやっと理解したりする。

普通の子供が一度で習得できる事を、私のような人は数十回経験してやっと理解する。

そういう人もいると言うことだ。

ネット上でネバダたんと呼ばれた彼女は、今、ちゃんと理解出来て生きているだろうか。

自分がやった事の重さも。

 

今日も、もう夕暮れ。

今日は降ったり晴れたり曇ったり。冷蔵庫に食べられるものが無くなったので買い物にいかないと。

 

今年も夏のラジオ体操始めました。

最近はラジオ体操の聞き逃し配信があるので、6時半に起きれない時はそれを聴きながら。

体操カードは、今年も郵便局に貰いにいけなかった。

窓口で毎回「えっ?」って顔されるので行きづらくなったし。孫が使うんでーとか言えば良いかのぅ。

夜行列車

時々また夜行列車に乗って、東北まで行ってみたいと思う。

でもあんな夜行列車はもう走っていないし、今の自分ではもうあんな旅は出来ない。

いつも乗っていたのは、急行八甲田。

 

新しい仕事も始まったけど、働きたかった企業の割には全然楽しくないが、まぁそれなりにやっていこう。

 

最近養命酒を飲み始めた。寝起きが格段に違うという口コミを読んだからだが、今のところそんな変化はない。そもそも早く寝ないんだから効果もないのかも。

 

このところ寝入り端やうたた寝の時に、この世に居ない彼が夢に出てくる。

何かを話している声がして、彼じゃんと思って嬉しいんだけど、何を言ってるかわからないうちに、これは夢ですねと思って目が醒める。

仕事中にもなんかついうとうとしちゃったりすると、誰かがそっと肩とか背中に触れる感じがして、はっとすると誰も周りにいないという事もある。

仕事中に居眠りしちゃうほど、今の職場はヒマヒマなわけだけど、彼がどこかで見ててくれてるのだろうか。

折角見てくれてたりするのなら、宝くじとか馬券とかに当たるように、何か教えてくれないかなー。

 

彼が突然この世からいなくなった当時の気持ちが、急に蘇ってくる時がある。

泣きながら眠って、目が醒めた途端に哀しい。

世界に彼ひとり分の空白があって、それが埋まらない感覚。

いつの間にか空白は埋まっていったけれど、まだ本当に小さな空白が残っている。

これはきっと私が生きてる間、埋まらないのかも。

小さな真空というか。

 

なんか今日も書きたかった事が結局分からなくなったな。