天気管

今日は雨。

 

天気管を手に入れた。

お値段以上ニトリで。

 

密閉したガラス管の中の液体が、天候に依って結晶する。

欧州で17世紀から使われていた気象観測機。

 

なかなか良い感じです。

ニトリなのでお安いし。

前から欲しいと思っていたが、他は結構お高いので見合わせていた。

倒して壊さないように気をつけよう。

 

東京は雨で寒い。

今年は、夏から一気に冬になったような感じだ。

 

彼の祥月命日がある十一月も、もうすぐ終わる。

三回忌だから、気持ちの上でも一区切りという気がする。

そうは云っても、まだ二年。

彼のことを全く考えないという日は無い。

今年は仕事も暇だから、想い出す時間もあるし。

それでもそろそろ、自分の時間を生きないと。

 

『葬送のフリーレン』というアニメを楽しみに観ている。

漫画が原作だが、漫画の方はコミックアプリで最初の方を読んだだけ。

内容は失った人の遺したものを見つけにいくような旅なので、観ると毎回彼の事を想い出す。

仕事をしながらも、彼の事を知る人がここに居たりしないだろうかと思うことがある。

いろんな場所に、営業として出入りしていたはずだから。

彼の何もかもが無くなってしまうのが、寂しくて辛い。

 

でも自分だったら、別に何も残らなくていいやとも思うから、彼もまた跡形もなく消える事が望みだったかも知れないが。