新年になった。
三が日のうち、外出したのは2日だけ。
年末なんだかモタモタしていたら、夕方にスーパーに行くとお節用の食材が悉く売り切れていた。
栗きんとんとか蒲鉾とか、当然あるべきものが無くて結局買えず。
まぁひとりのお正月だから、無くても良いと言えば良いんだけど、お雑煮用の鶏肉すら買えなかった。
そんな何もない正月をほそぼそと過ごして、2日だけはお出かけした。
毎年、お正月は1日から忙しく過ごす。
1日は池袋辺りの初売りに行って、2日は皇居に一般参賀に行って、その足で近代美術館の常設展を観て、更に時間があれば恵比寿の写真美術館に行く。
3日は、清澄白河の現代美術館に行く。
どれも、この日は常設が無料で開放されるからだ。
しかし今年はすべて無料開放はされなかった。
当然ですね。密になっちゃうからね。
というわけで今年は唯一常設展を無料開放していた、江戸東京博物館に行ってきた。
ここも毎年やっているのだけど、一度も行けた事がなかった。
この博物館は広くて展示も多いので、過去に行った時も常設展を全部は観終わらなかった。
今回も着いたのが午後1時くらいだったけれど、結局閉館の5時半までに全部は観終われなかった。
前回に行ったのがいつだったか覚えていないけれど、常設展も以前とは変わっていた。
前に行ったときは確か郷土資料館にあるような土器とか古い地層とか、そんな物もあった記憶があるのだけど、そういうものはほぼ無くなっていた。
綺麗になくなっているので、もしかしたらどこかの別の博物館と記憶が混同しているのかも知れないが。
密になるほどでも無かったが、来場者は多かった。
次の機会には、朝から行ってしっかり観てこよう。
昨年末は、なんだかバタバタと派遣の仕事が決まったりして落ち着かなかった。
そうは言っても決まったのは、あまり時給も高くない三月末までの仕事だけど。
失業給付は最長6ヶ月の予定だったので、そっちの方が良かった位かもしれないが、とりあえず働く。
早く働いた方が、前の仕事の後悔とか忘れられるしね。
2021年は、占いでは割と悪くない。
私に出来る事は、まだあるはず。
と、なぜか昨日テレビで『天気の子』を観ながら思った。
わたしは今、パンデミックの世界に生きている。
それが日常になっている。
そういう感じが、あのアニメの世界観に似てると思ったのかも。