スマホの待受は満月。
最近どうにも、他人と関われなくなった。
他人どころか、血縁者ともほぼ関わってないが。
もはやスーパーのレジの人とかショップの店員とか、そういう人と関わることすら嫌になってきた。
病気というより性質なんだろう。
生まれながらの。
独りでは生きていけないというが、出来うる限り誰とも関わらないのがお互いの為だとおもう。
自宅にパソコンを買って、インターネットを徘徊するようになってからほぼ20年近く経つ。
正確には18年半というところだけど。
ネット始めた頃はネットを徘徊し、簡単なホームページを作ったりし、ネット内で友達を作ったりもした。
掲示板にのどかに書き込んだり、いろんな人たちがネット上に墓標を残していなくなるのをみたり、現実に友達がいなくても、ネットの中だけで十分寂しくなかった。
ネットの中のそういう時代は、自分の中ではもう終わってしまった。
今ネットのなかで自己表現したり、コミュニケーションを取ったりしている若い人達は、もっと恐らく現実的なんだろう。
ランキングサイトに登録して上位に入れば書籍化の依頼が来て、もはや軽くライター的な感じで書いている人が多い気がする。
私がネットにどっぷりしていた頃の、あの混沌としていた時代は私には居心地が良かった。
そしてネットの中で普段は使わないネットスラングを使い、どこか若返った気分になった。
それは現実でも自分を悪い意味で若返らせた。
おばさんという年代になって、すっかり幼児化してしまった。
今また無職になって、そろそろその幼児化した自分も本来の年齢に戻せそうな気がしてきた。
本来の年齢で本来の自分。
人嫌いな本来の自分。
私は汚い言葉を使う人が嫌いだった。
子供でも大人でも。
子供の頃は子供独特の汚い言葉をみんな使ったが、私はそれすら嫌いだった。
ずっと使った事が無くて、ある日つられて使ってしまったら、自分はもう毒されてしまったような気がしたものだ。
それが、ネットの中ではすっかり汚れた子供になっていた。
今は現実ですら平気で、嫌な人間に死ねと思ったりする。
さすがに、やばいおばさんだと思われていると思う。
それもそろそろ卒業できそう。
長かったなぁ。長い大人の反抗期だったか。