如月

夕方暗くなってから外に出たら、月が綺麗だった。

 

なんだか最近は嫌なニュースばかり。

強殺やら、飲食店テロやら、ネクロフィリアの葬儀屋やら、マイノリティいじめの秘書官やら。

経産省官僚とか碌なの居ないな。

最近身近にいる経産省あがりも、大体同じような偏った考えの奴だし。

経済回らんワケだよ。

 

相変わらず住んでいるアパートは騒がしい。

先日は屋根裏から、明らかになんか居るような音がして、これは心霊とかじゃなくて生き物入り込んでますねと思った。

思えば、1年以上空室の隣室のベランダには、なんだか小動物の糞っぽいものが点々としている。

境壁の下の隙間から僅かに見えるだけなので、よくは見えないけど。

大家さんは隣に住んでいるが、全然物件の管理をしないのでどうしたものか。

 

昨日も夢うつつで布団の上を小さな何かが登ってきて、私の身体の上で止まった感触があった。

ネズミかも!とか思って身体を動かしたら、気配がなくなった。

でも現実のネズミでは無さそうだった。

もう夢にしちゃあ感触があるし、なんだかいろいろ紛らわしくて困る。

たとえなにか心霊的なものだったとしても、今は全部何かの小動物に侵入されたと思ってしまう。

とにかく生きてるものは、人でも動物でも侵入しないで欲しい。

 

今期観ているドラマで、恋人が亡くなって幽霊になって現れるが姿は見えないという話。

主人公の女の子が、恋人の事を想って道端にしゃがみこんで泣く場面があった。

この気持ちは良く分かる。

彼が居なくなって間もない頃は、通勤途中に何度もしゃがみこんで泣きたいと思った。

今でも時々そういう気持ちになる。

もう一歩も歩けないよ、と思うような感覚。

ドラマでも観ていて胸が痛かった。

 

もう二月になった。

そろそろ次の仕事を探し始めないと。