安倍元首相が凶弾に倒れた。
死というのが哀しい事かどうかは、本人でなければわからない。
私にとっては最後の大イベントだと思っている。
ちょっと楽しみですらある。
元首相にとっては演説の途中、まだまだ生きる気であった時の不意打ちだったであろう。
冷たいようだが私はあんまり同情していない。
彼か或いは彼の家族かが絡んだ挙げ句に、死者まで出した森友問題。
それを有耶無耶なままこの世からいなくなった。
加計学園の問題、アビガンに無駄な研究費を投入した問題、どれも自分の親しい者に肩入れした結果だ。
これも全部有耶無耶なままだ。
桜を見る会も私物化した挙げ句に、本来の意味を失って中止となった。
みんな彼の負の功績だ。
そのような事とは全く関係なさそうな理由で、この世を去ることになった元総理。
彼の人生は目的を達成できた人生だっただろうか。
ひとは経験を積むために生まれてくるという考えもある。
他人を殺す経験、他人に殺される経験、自分を殺す経験、安らかに終える経験。
かれがこの世界に生まれてくる時に、何を経験するために生まれてきたのだろうか。
冥土で幸福に。