年が明けて、一月六日。
昼頃から雪が降り始めた。
雪が降る寒さは心地が良い。
ちょっと、外を歩きたい気持ちになる。
北の国に住まなくなって何十年も経っても、やはり雪には馴染みがある。
年末年始は、身内に来てもらった。
とてもひとりでは居られそうになかった。
おかげでお正月は、慌しく過ぎた。
身内が帰ってしまって、3日の日は午後から写真美術館に行ってきた。
2年ぶり。
人数制限もあるので、ゆったりと見られた。
写真を撮ってみたくなった。
世の中はとっくに仕事が始まっているが、私は年明けの仕事を決めていないのでダラダラとしている。
もう、出来るなら働きたくないな。
私は社会生活に向かない。
今日の雪は、予想外に積もってきた。
雪だね、と彼に話したい。