有休消化

有給休暇の消化のため、本日はお休み。

金曜日に取って4連休でも良かったけど、天気予報も良かったので中休み。

 

本当は部屋を片付けるのが先決なんだけれど、折角の好天なので、どこかに出かけようかな。

それにしても、この住宅街は静かすぎる。

 

午前中は早めに起きたのに、ダラダラとネット検索していた。

職場の若い子と話していると、もう色んな事が古い出来事なんだなと思う。

活版印刷の話をしていて、活字を組んでとかいう説明をしても、全くもってピンと来ていないんだなぁと思ったり。

いや、自分が若い頃も、もう活版印刷というのは廃れていた。

ほとんどは平版印刷だった。

写植を切ったり貼ったりという時代も、もう過去になってしまい、そんな話も全くピント来ないようだ。

もともと印刷とは関係ない職場なので、余計そうだろうけど。

 

青焼きなんかも、今の20代は全くみた事がないのだろうなぁ。

昔は設計や建築の会社や、印刷会社はもとより、ちょっと大きい会社なら事務用にも青焼きのジアゾ式複写機があった。

青図とか青焼きとか呼ばれていた。

 

若い頃、親くらいの世代の人が古い事言ってるなぁと思っていたが、自分もそういう歳になったのだ。

不思議だなぁ。

自分では20代の頃は、本の少し前に感じるのに。

10月最終週

すぐそこに美大があって、本日は学園祭。

なんか近所に人が多いと思ったら、そういう理由だった。

近所と言えども、比較的小さめのキャンパスの学園祭に、全く関係の無いオバさんが行くのはちょっと憚られる。

でも来年は行ってみようかな。

 

なんだか今日は天気が悪くなる予報だったのに、昼くらいからすっかり晴れてきた。

ちょっと遠くまで歩いて買い物に行ったら、帰りは汗ばむくらいだった。

 

数日前に、以前大変嫌な思いをした相手に電車で出くわした。

同じ辺りで働いているとは、第三者から聞いていたのだが、それも1年以上も前の事だから、もうその界隈にいないだろうと思っていた。

しかし居たんだな。

非常に嫌な思いをさせられて、トラウマになる程だったが、今となっては正直奴の事などその辺であったところでなんとも思わない。

しかも向こうは調子に乗ったバカなので、自分のやったことも忘れてとっくに私の事など記憶から無くなっていると思っていた。

しかし、奴は私を見て急いで逃げていった。

しかも慌てたのか、周囲の人の足を踵で蹴ったのに謝りもせず、そそくさと身を隠そうとして、結局その動作で周囲の何人もが振り向く事になった。

それを見て私も振り向いた。

不自然に身を隠している姿に、変な奴だなぁと思い、何だあの不自然な姿勢はと思い、ん?あれは?と思い、奴だと解った。

最後に、不自然に目を反らしている顔をマジマジと見てやったが、こいつこんな顔だっけ?としか思わなかった。

小娘とは言い難い40代の女だけれど、本当にどこまでも自分は若いと思っている何の常識もないオバさんだ。

なんだか気の毒になった。

今はまだ若さの残り香でちやほやされているけど、もう少ししたら現実を知るだろうね。

おそらく今後、他人に乗せられてあれこれやっている事が失敗し、その責任を負わされる事になると思うよ。

その頃にはもう若さもない。

若さもない常識もない女が、誰かに助けてもらえるとは思うなよ。

つるべ落としの秋の陽

気がつくと暗い。

 

今年は梅雨が長くて本格的な夏が来るのが遅かったが、そこからいきなり猛暑続きで、いつまでも秋が来なかった。

しかし流石に、本格的な秋がやってきた。

しかも急に寒くなった。

厚い布団を出したいが、一度干したいので中々出せない。

 

今日は、朝から出勤よりも早く健康診断へ。

昨年も行った、すごくシステム化された健診機関。

昨年の健診を受けたのが2月だから、1年経っていないが、早めに受けておいた。

同期で別部署に入った子は、昨年度の健診の時、健康診断は毎年あるから今年は受けなくて良いかなとか言っていた。

私が健康診断受けなきゃとか、申込みしなきゃとかという度に、私は来年で良いやとか言ってたのに、私が2月に受けたと聞くと、急に次の月に、やっぱり義務だと思うから受けに行く、とか言い出した。

そんなこんなで彼女は3月になって受けたわけだが、今年は最近受けたばっかりだから受けない、とか言っている。

でも、きっと12月辺りに慌てて受けるんだろうなぁ。

今の派遣会社での契約は12月までなので、終了後に続けて同じ派遣元を使わない限り、健診を受ける資格は12月で無くなってしまう。

この人は万事がこんな感じで、なんだか話していてイライラする時がある。

この間は違う事言ってたなぁとか、悪気は無いんだろうけど思った事を考えずに言ってるなぁとか。

前にも、私は今の派遣先をわざわざ選んで、そこに派遣させてもらうために派遣元を探したので、次も出来れば他からこの派遣先に来たいなと言ったら、私はそうまでしてここでは働きたくないと言っていた。

でも最近になって、残っても良いような事を言いだした。

でも、時給が下がるからとか言ってるが、きっと企業側から残って欲しいと言われたら残るんだろうと思う。

なんかそういうところにモヤモヤする。

彼女の部署あての電話が間違って架かってきて転送しても、そういうイレギュラーには対応出来ずアタフタして、「わからない」とか言って電話も受けない。

彼女の仕事で無くても、じゃあ誰其れに回してとか、一旦受けて対応してくれるのが普通だが、彼女は出来ない。

仕方が無いので、こちらで全部聞いてその課の別の人から折り返してもらうけど、なんかもやもやする。

そういう小さな積み重ねで、私は彼女には不満が溜まっている。

最後にはあなたのそういう所どうかと思うよ、と言ってしまいたいと思ってしまう。

でも、最後だからこそ、もう言えないと思うけど。

 

こんなの書いていたら、あっという間に外は真っ暗。

秋の陽はつるべ落とし。

読書の時間

残暑は続くが、秋である。

 

最近、『アウシュヴィッツの図書係』という翻訳本を読んだ。

事実を元にしたフィクションなので、ノンフィクションのような読み進むのが辛いという文章では無かった。

事実は事実で淡々と語られ、当事者がその悲惨な状況の中で思った事も淡々と書かれている。

だからこそ、時々、自分がその経験をしているような気持ちで読んでいた。

ノミやシラミにまみれた寝藁の中で寝た事などないが、その不衛生な場所で淡々と生活している感覚を味わった。

日々ガス室に選別されていく人間、それを焼却する煙が常に見えるような場所。

いつか自分もそうなるかも知れないという日常。

そんな中で、密かに貸し出されるたった8冊の本。

それを命がけで管理する少女。

 

最近読んだ中では、一番良い本でした。

 

これから秋も深まるし、本ももっと読もう。

いろいろもやもやしていた事にも、なんとなく自分なりに結論もでたしね。

セール

恒例の問屋のセールに行ってきた。

久々の平日の初日に行けたので、やっぱりテンション上がったわ。

ついつい買い込んでしまった。

今回はいつも買う洋服の店では、1枚も買わなかった。

全然欲しい服が無かった。そういう時もある。

 

帰りは丁度帰宅ラッシュの時間で、そんな時間に大荷物持って山手線に乗るのは嫌だったが仕方なし。

新宿で大柄な女性に突き飛ばされてイライラしたりと、帰りは散々であった。

まぁラッシュに乗った自分が駄目だったな。ゆっくりどこかで食事でもして帰れば良かった。

 

そんなこんなで疲れた所為か、また帰ってから変な事を思い出して、その事で頭がいっぱいになってしまった。

こういう脳って本当に困る。

最近良く話すようになった職場の女子の事だ。

なぜかちょっと気に入られて、ご飯に誘われたり、近所に引っ越す事になったから遊びに来てくださいなどと言われて、ちょっと嬉しかった。

ついでに友達少ないので、時々ご飯とか行きましょうとか、男の人は好きじゃないとか言うので、当然彼氏も居ないのかと思っていた。

それが実は、彼氏の近くに住みたいからの転居で、近くに引っ越したら頻繁に会うようになったのか誘って来ることも無くなった。

彼氏が居ることは、言いそびれたのか私が独身なのを遠慮してなのか、ずっと隠されていたが、他の人から聞いて知った。

なんだか良い子だと思って、密かにお気に入りだったのに、あー嘘付かれてたのかぁと思ったら、ひどくがっかりしてしまった。

友達居ないって言ってるのに、しょっちゅう引っ越してきたばかりの土地で外食しているっていうから、一人で行けるって格好良いねぇ位の話をした時も、最近はおひとり様普通ですよ、みたいな返しだったので、当然一人で行ってると思い込んでた。

なんか結局、可愛そうな独身中年女性と思われてるんだなぁ。

隠されていると思うと、もうどんな話して良いかわからないし、向こうも誘って来ないのだから、もう関わらないようにしよう。

でもちょっと、嘘つかれて悲しかったし、なんか結局見下してたんだねって言ってしまいたい衝動に駆られる。

そういう思いがあって、こんな休みの日にも悶々と考えてしまう。

もう本当、彼女が私に近づいてくる前のように、ただの正社員さんと派遣のおばさんに戻りたい。

でも、もう一度近づいたら元には戻れないものだ。

まぁ、もうあと数ヶ月で私の契約は満了するし、それで終わるからと思うことにしよう。

でも毎日顔合わせるからなぁ。

私は、可愛さ余って憎さ百倍になるタイプだから気をつけないと。

 

切り替えましょう。

もう私の中の、可愛かったあの子は居ない。

あの職場自体の、賞味期限も切れた感があるしな。

 

今は自分の事をしっかりしないと。

 

雨後

雨はあがったようだ。

千葉では台風の被害が大きく、未だに停電が続き、家屋の被害も多くが手付かずのままのようだ。

こんな時、中年で高所作業の経験もない女というのは、なんの役にも立たない。

なんか良い方法があれば良いのに。せめて家財を避難させる場所とか、提供出来ないものなのかなぁ、国は。

 

天気も悪い今日は、外で遊ぶ子供の声なんかも聞こえないので、この世の中に自分ひとりなのかと思うほどに、この住宅街は静かだ。

今まで住んだどこよりも静かな気がする。

地方に住んで居た頃は、このくらいに静かだったかも知れないが。

この天気の所為か、夏の名残のセミも鳴かない。

昨日は町内を練り歩いていた神輿の音も、今日は聞こえない。

 

この連休も、これと言って何もせずに終わろうとしている。

こんな調子でいけば、死ぬ前にやるべき事が何も終わらず、大量の物に囲まれて死んでしまうのかも知れない。

それだけは避けないと。

最後は少しだけの綺麗な物に囲まれて、静かにこの世を去りたいものだ。

 

20歳の私が、こんな天気の日に、地方の静かな住宅街で、物がほとんど無いような部屋の中に居て、静かに本を読んでいた事を、ふと想い出した。

その頃が一番、自分らしかったのかも知れない。

長月

九月。

気がつけば、夏も終わりかけ。

暑い夏だったけれど、なんだかカラリとした入道雲にサイダーみたいな夏ではなかった気がする。

いや、それは自分が年齢を経たからか。

子供の居ない人にとっては、こども時代はこどもの頃で終わってしまう。

子供のいる人は、こどもと共にこども時代を再体験出来るが。

 

最近仲良くしてくれてる若い人を見ていると、自分の失った時代を思い起こして、なんだか切なくなる。

この若い子は私に子供がいたとしたら、まさに自分の子供の世代だ。

このくらいの子供を育てていたら、また違った感慨なんだろうなぁと思う。

自分が子供を育てていたら、こどもと過ごす夏は、もっと違っていただろう。

そして今頃、また孫と夏を追体験していたかも知れない。

そう思うと、その経験を出来なかった事は、少し残念ではある。

 

ところで、私はこの若い子が、職場の上司と不倫していると思い込んでいた。

そしてひとりでがっかりしていた。

でも、どうやら考え過ぎだったらしい。

まぁ例えそうでも、他人がとやかくいうことでは無いのかもしれない。

 

そんな夏も終わる。

残暑はまだ厳しいけど、夜風は涼しくなった。