焚火

焚火の煙が香ってきそうな午後。

秋だなぁ。

 

今日は午前中に目の検査に行って、瞳孔全開だったのですぐ帰宅して室内にいた。

瞳孔が開いている猫とか可愛いが、人間だと有り得ない状態のせいか何か怖い。

今後も定期的に眼科にいくので、サングラス必要かな。

帰りは眩しくて、俯いて帰ってくる感じだもんな。

 

骨折の事を何度も書いているが、死にかけた上に結構な本数折れたので、私の中では大事件だったのだ。

結局なんだかんだで半年無職で過ごしてしまい、今になって焦りも出てきた。

しかし、焦っても仕方ないよなぁ。

しかし季節が一回りしそうな感じなので、なんだか情けなく切ない気分なのだ。

 

カズオ・イシグロノーベル文学賞受賞。

今年ちょうど骨を折る直前に「わたしを離さないで」を読んだ。

好きなタイプの作家だなと思ったので、他にも読みたいなと思っていたが、その後の骨折でなんだかすっかり忘れていた。

暫く図書館でも借りれなくなりそうだな。

 

久々にヨーヨー・マを聴いてみる。

そんな秋の午後。

神無月

10月ですよ。

かぼちゃパイの季節ですよ。

もう30年くらい作ってないけど。

10月の薄ら寒い北の国の空気が懐かしい。

ブラッドベリの小説の中に描かれる、古き佳きハロウィンの季節。

 

証明写真を撮ってきた。

自分で箱に入って撮る写真。

最近のは何度も撮り直し出来るし、結構写りも悪くない。

しかし、今回はちょっと失敗したかな。

撮り直し何度もして、結局決まらず、どうしようかなぁと思っているうちに確定されてしまって、ちょっと不本意な写真になってしまった。

ま、自分も歳をとって、あれが限界の写りなのかも。

うーん。

 

昨年末からいろいろあって、更に骨折もあって、結局また職探し中。

もはや高齢者に差し掛かっているので、就活は大変。

バブル並の求人率って言っても、オババには関係ないのです。

秋晴れ

すっかり秋めいてきた。

まだ気温は高い日もあるけれど、もう来週は10月。

 

半年も働かず過ごしてしまった。

骨折しても2週間で働こうと思っていたのだけれど、世の中は甘く無いというか、他人は信用出来ないというか。

 

今までも理由があって暫く働かない事はあったのだけど、今回は怪我が原因で物理的に働くのは無理という状況もあったので、今までとは心持ちも多少違っていた。

怪我の事とその後の周りの反応とか、そういうのを見て思う事もあったし。

なんか私は私の人生を生きようと思う。

今までも別に他人に依存したり、他人に振り回されていたわけではない。

ただ他人の影響で行けない方向がたくさんあった。

それに抗う精神力が無くなった時から、私は自分の人生を生きていなかったように思う。

何もかも諦めて、諦めた事でこれ以上失わないように、傷つかないようにと脳の一部を停止させたような感じだった。

お蔭で、あれほどきちんとしていた生活は、掃除もろくにしない、部屋も物が捨てられないという生活になった。

そして夢も何も無くなった。

自分でも良く生きていたと思う。

その根本の原因は一人の人間だけれど、今でも奴の事は許せないし恨みで人を殺せるなら呪い殺したいとすら思う。

でも、呪いというのは、相手の罪悪感に訴えるものらしく、罪悪感のない人には効果がないものらしい。

結局他人を騙したり陥れたりする人には、呪いもなんにも効かないのだ。

 

恨みを持って生きる事は自分の為にはならないと解っているが、やっぱり仲々捨てられないのだ、こういう気持ちは。

 

今日は静かな午後。

こういう静かな午後がずっと続けば良いのに。

秋の午後は短くて、後3時間もすれば暗くなってしまう。

 

北海道では、今年はじめての氷点下。

 

 

五反田

所用で五反田まで行ったので、ちょうど開催していたTOCの徳の市へ行ってきたのは昨日の事。

 

今回は割と収穫があった。

いつも覗くブルーブルーエさんのB級品は、行った時間が遅すぎて良い物は無かったのが残念だったけど。

しかしいくらB級と言えども、骨の曲がった傘を300円で売ってたのにはびっくり。

骨を直せば使えるとは思うけど。

昨日は雨だったから、もう少しなんとかなる壊れ方なら買っても良かったんだが。

でも、別の階で380円のそう悪くない長傘を売ってたので、もし雨が酷そうならそっちを買って帰ろうと思ったけど。

 

今年は骨折したりして動くのが億劫だったのもあって、一度も徳の市に行けてなかったので、久々だった。

1年ぶり位に行ったら、お店の場所も少し変わっていた。

1階で大きく店を構えていた輸入雑貨のお店の場所は、靴屋さんになってた。

この靴屋さんは、前は上の方の階にあったのだけど。

ここでは目玉商品で履きやすい靴を毎回安く出すので、今回も購入。

秋からのお散歩に重宝しそう。

 

あとは行く度に買っている、チョロバザールさんの2枚で1000円のB級のお洋服。

エスニック系の服で昔は絶対着ない服だったけど、この店で買うようになってから着るようになった。

 

いつもなら後は雑貨見て、日用品の安い店見て、良いものあれば買う感じなんだけど、今回は可愛い洋服見つけてしまって、更に買い物してしまった。

ナチュラル系の可愛い服が1枚500円とか1000円とかで売ってて、ついつい買ってしまった。

手持ちのお金も少なかったので3着で止めたておいたが、本当は他にも欲しい服結構あった。

まぁどちらかと言えば若い子の服なので、外で着るかどうかはわからないが、かなり私好みで久々に購買欲湧いたわ。

 

五反田の駅まで歩く途中で雨脚が強くなってきて、自宅の方の駅では本降りになって来てたので、傘買えば良かったかとちょっと後悔。

でも、長傘もって他の荷物持って、しかも通勤カバンみたいなの持って電車に乗るヘトヘト感を考えたら、買わなくて良かったと思うの。

 

自宅最寄り駅からは濡れて帰ったけど、一番酷いときじゃなかっただけまし。

 

それにしてもヒールの有る靴で、階段の昇り降りはきつかった。

帰る頃には、良くなってきてた肋骨がまた痛み出してたもんね。

3時過ぎに行った所為か雨の所為か、初日金曜日なのに空いてたので、エレベーターで昇り降りしたら良かった。

中央線は雨

雨か。

今年の夏はずっと雨だった。

雨じゃない日は、高音と湿気で出掛けるのもうんざりだった。

入道雲が出て、いかにもな夏は、今後自分には訪れない気がする。

 

いやいや毎年夏は訪れて、青空に入道雲は出て、朝顔が蔦を這わせて、風鈴が静かに鳴る、そんな夏は来るのだ。

だけど、私にはそれを感じる感受性が無くなった気がする。

例えば10年前の夏は、まだ夏を夏と感じていた。

昨年でさえ、夏は夏だった気がする。

しかし、今年のどんよりとした夏を境に、私はなんだか夏を失う気がする。

 

夏は当然来るんだけど、自分はそこに参加しないような、書割の舞台を観ているような、そんな感じ。

風と共に

今更、風と共に去りぬを観る。

CAN★DOで売ってたDVDの中に、風と共に去りぬがあったので買ってみた。

ちゃんと動くか見てみようと思っただけだったが、最後まで観てしまった。

 

かれこれ40年近く前に、地方の映画館で観たはずなのに、後半の部分かなり忘れてた。

観た記憶がすっぽり抜けてた。

前半はほぼ記憶してるのに。

もしかして寝てたのだろうか。

その後テレビ放映でも観た気がしたが、その時も後半観なかったのだろうか。

スカーレットが妹の婚約者を奪って再婚する辺りが、全然記憶に無かった。

 

大人になって観てみると、レット・バトラーとスカーレットの素直になれない意地の張り合いって感じなのね。

スカーレットの2度めの結婚は、バトラーさんが何とか出来ただろうに。

 

取り敢えず、108円のDVDでもかなり楽しめました。

多少変な動きもあったけど。

 

しかしだらだらDVD観てる場合では無いのです。

ちゃんとしよう。

ゆっくり湯船に浸かって、早く寝て早く起きて、そして痩せるのです。

社会復帰しなくては。

九月の雨

九月になった。

 

めっきりと秋。

骨折してずーっと無職だったが、先月位から働くつもりが、未だに仕事は決まっていない。

 

私が骨折して家に居るようになってひと月くらいしてから、隣室の住人も昼間から部屋に居るようになった。

5月くらいだったか。

 

あら?仕事辞めちゃったの?

と思っていたが、今日は朝から出掛ける音がした。

ちょうど3ヶ月くらい働いてない様子だったので、失業給付でも受けていて、それが終わって仕事始めたのかな。

若者だから、すぐ決まっていいなぁ。

 

階下の大騒ぎカップルは相変わらずで、昼間でも夜でも数時間置きに騒ぎ始める。

昨夜も夜中までオッサンの野太い声と若い女の甲高い声が続いて、こっちは寝不足の上に変な夢まで見てうんざりだ。

 

こちらも働いていない今は然程気にはならないが、働き始めたらこんなに煩いと昼間に支障が出るので困る。

耳栓して寝るかなぁ。

煩わしいけど。

 

そんな九月。

さすがに、そろそろ仕事始めないと。

オフィスカジュアルを買いに行こう。