今日が一番、日が長い。
しかし今日は雨。
梅雨だもんね。
北の方に生まれたので、東京に来るまで6月は一番爽やかで良い季節だった。
今でも6月のイメージはそうなんだけど、関東にいると現実はジメジメなのだ。
でも東京は私にはそう悪くない。
今更「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観る。
ビョークが主演ですよくらいの知識で観たら、あまりに救いが無くてうわーってなってしまった。
こういう時の私の脳内で起きる事は、これは作り話。誰も死んでいない。
20代くらいまでは、これをやらないと何日も哀しい気分を引きずった。
処々にミュージカル風のダンスシーンが出て来るが、最後に死んだはずの主人公が踊り出すみたいな、カーテンコール的なものでほっとさせてくれうのかと思ったが、それも無かった。
ミュージカルシーンは主人公の空想という設定なので、彼女がこの世に居なくなったらそれももう無いわけなんだけど。
この映画で観るべきなのは移民の問題なのか、無知の問題なのか、貧困の問題なのか、それとも全部なのか良くわからなかった。
カトリーヌ・ドヌーヴは、相変わらず綺麗だった。