新たな年

年があけて令和弐年。

 

全然掃除も出来ず、お節的な料理も今年は全く出来なかった。

紅白とか、他の番組とかうろうろ観ていたら、気がついたら紅白もトリの歌手だった。

その時点で自分では、まだ9時くらいの感覚だったのでびっくりした。

なんだろうねー。

大人の時間は早いね。

 

子供の頃は、新年の朝に目を覚ますと、空気が変わっていた。

新年の空気だった。

前の晩はいつもの空気なのに、新年の朝目を覚ました途端に空気が新しくなったような不思議な感じだった。

そういうのは、実家を出るまで続いたし、ひとり暮らしを始めても新年の朝は特別な新しさがあった。

それが何時からか無くなった。

なにかきっかけがあったのか、何も無かったのか、いつの間にかお正月の朝も同じいつもと同じ空気になった。

 

子供が居ないからわからないが、きっと子供を持っていたら、またあのお正月の空気が戻ってきたのかも知れないと思ったりする。

そういう事は沢山ある。

子供と一緒に追体験したり、子供時代をやり直したり、そういう事を子供が居れば出来たのかも知れない。

 

今となっては、お正月も夏休みも普通の一日だ。

 

ここ2年ほど他人に翻弄されていたので、今年はしっかりしよう。

行くべき場所へ行って、やるべき事をしよう。

この間日光へ行って、結構真剣に小さな祠にお参りして来たので、それを叶えるべくやろうと思う。