セール

恒例の問屋のセールに行ってきた。

久々の平日の初日に行けたので、やっぱりテンション上がったわ。

ついつい買い込んでしまった。

今回はいつも買う洋服の店では、1枚も買わなかった。

全然欲しい服が無かった。そういう時もある。

 

帰りは丁度帰宅ラッシュの時間で、そんな時間に大荷物持って山手線に乗るのは嫌だったが仕方なし。

新宿で大柄な女性に突き飛ばされてイライラしたりと、帰りは散々であった。

まぁラッシュに乗った自分が駄目だったな。ゆっくりどこかで食事でもして帰れば良かった。

 

そんなこんなで疲れた所為か、また帰ってから変な事を思い出して、その事で頭がいっぱいになってしまった。

こういう脳って本当に困る。

最近良く話すようになった職場の女子の事だ。

なぜかちょっと気に入られて、ご飯に誘われたり、近所に引っ越す事になったから遊びに来てくださいなどと言われて、ちょっと嬉しかった。

ついでに友達少ないので、時々ご飯とか行きましょうとか、男の人は好きじゃないとか言うので、当然彼氏も居ないのかと思っていた。

それが実は、彼氏の近くに住みたいからの転居で、近くに引っ越したら頻繁に会うようになったのか誘って来ることも無くなった。

彼氏が居ることは、言いそびれたのか私が独身なのを遠慮してなのか、ずっと隠されていたが、他の人から聞いて知った。

なんだか良い子だと思って、密かにお気に入りだったのに、あー嘘付かれてたのかぁと思ったら、ひどくがっかりしてしまった。

友達居ないって言ってるのに、しょっちゅう引っ越してきたばかりの土地で外食しているっていうから、一人で行けるって格好良いねぇ位の話をした時も、最近はおひとり様普通ですよ、みたいな返しだったので、当然一人で行ってると思い込んでた。

なんか結局、可愛そうな独身中年女性と思われてるんだなぁ。

隠されていると思うと、もうどんな話して良いかわからないし、向こうも誘って来ないのだから、もう関わらないようにしよう。

でもちょっと、嘘つかれて悲しかったし、なんか結局見下してたんだねって言ってしまいたい衝動に駆られる。

そういう思いがあって、こんな休みの日にも悶々と考えてしまう。

もう本当、彼女が私に近づいてくる前のように、ただの正社員さんと派遣のおばさんに戻りたい。

でも、もう一度近づいたら元には戻れないものだ。

まぁ、もうあと数ヶ月で私の契約は満了するし、それで終わるからと思うことにしよう。

でも毎日顔合わせるからなぁ。

私は、可愛さ余って憎さ百倍になるタイプだから気をつけないと。

 

切り替えましょう。

もう私の中の、可愛かったあの子は居ない。

あの職場自体の、賞味期限も切れた感があるしな。

 

今は自分の事をしっかりしないと。