平成が終わった。
譲位による代がわりなので、世の中は慶祝に溢れている。
平成天皇の退位の儀は淡々と進み、粛々と退位された。
最後の公務である退位の儀で、最後に振り向いて一同に礼をされた時の陛下の思いはどのようなものであっただろう。
どんな人でも永く居た職場を去る時は寂しいものだ。
そんな気持ちだろうか。
天皇を退位したとは言え上皇になられたわけで、皇室で有ることには変わりないのだけれど、天皇の旅を終えたこれからは、ゆっくりとお忍びの旅行でもして欲しいと思う。
さて令和の時代。
雅子皇后の久々に心から晴れやかな御顔を見て、やっと彼女らしく生きる場所が出来たのではと思う。
上皇后になられた美智子様が皇太子妃の頃のドラマを、昨日放映していたが、皇室や旧華族や女官にずいぶん嫌がらせされたらしい。
それは雅子皇后にも起きた事なのだろう。
皇后という地位は皇室では絶対的であろうから、もう自分を出しても許されるのではないか。
国民から愛される、佳き皇后になって欲しい。
その為の今までの試練だったのだろうから。
私の平成は、ずっと暗黒であったが、ここからは私も少し生き直したいと思う。
御代が変わるというのは、世の中の空気も変わっていくような気がする。