午前中は降っていた雨が、今はすっかり止んでいる。
出掛けたいような気もするけれど、結局それほど用事もないので出掛けずに終わりそう。
部屋の中でやるべき事は実はたくさんあるんだけれど、部屋が混沌としすぎていて、どうも何もかもやる気を失くす。
物が多すぎて思考が散漫になるという良い例。
ゴミ屋敷の人達のあのやる気の無さが、分からないでもないと思う。
良くテレビで取り上げられたりするゴミ屋敷住人は、親が残してくれた戸建てに住んでいたりする。
恐らく結構広くて良い家だったであろう所が、とんでもないことになっているのを見ると勿体無いなぁと思う。
中には何棟もの家を、次々とゴミ屋敷にしている人もいる。
生活に余裕がある人達が、なぜゴミ置き場からゴミを拾ってきてまでゴミ屋敷にするのだろう。
まぁ病気なんだろうな。
大抵は寂しい人だし。
モノで寂しさを埋めているのだ。
その気持も幾分は分かる。
私が物を捨てられなくなったのも、喪失感からだし。
昨日はバスタオルを2枚捨てた。
本当はもっと捨てる予定だったけど、一度ゴミ袋にいれた物を戻してしまった。
全部いっぺんには仲々ハードルが高い。
少しずつでも捨てられただけ進歩だ。
今の部屋は西日が差す。
秋の西日は切なく寂しい。