学生の日のノートの上に

今年の初めに十数年ぶりに実家に戻った時に、処分せずにいた高校生の頃のノートを処分した。

時間が無くて数冊持ち帰って来たが、それを今日みていて、なんともなんとも複雑な気持ちになった。

その頃の自分の気持とか色々。

そしてノートの中に挟んであったテスト用紙をみて、自分があんまりおバカだった事を再認識した。

問題用紙を見れば、さほど難しくもないだろうと思う歴史の問題が、驚くほど出来ていない。

高校生の頃というのは、自分でもなんでこんなに頭がぼんやりしているのだろうと思うほど、集中力が無くいつも眠くてやる気が出なかった。

常に疲れていたし。

 

小学校の高学年までは、自分でもとても頭がすっきりして学校の勉強などさほど難しくも無かった。

しかし、10歳をすぎた頃から女性らしい身体付きになり始めた。

その頃から、急に集中力をなくした。

高校は全く勉強が出来なかった。

おバカであった。

 

いろいろと人生をやり直したいと思ってしまう。

 

学生の頃のノートの余白には、変な落書きや独り言や、友人との筆談やらがあって、何十年も前の事なのに、その頃の気持を想い出す。

 

昨夜は10歳の頃の友達を想い出した。

放課後の理科室で、実験ごっこみたいな事をした事。

あの子達は、今どうしているのだろう。