君に届け

最近よく見に行くブログ『すべてがユルい春子の日記』。

このブログにはコメント欄がないので、記事に関して何か伝えたくても伝えられない。

そういうものに返信するのが苦手な人のようだ。

まぁわかる。

年齢も同じくらいで、共感する事も多い。

そして年齢が近いゆえに、そんな事ならこうすりゃ良いのにとお節介に言いたくなる。

 

春子氏は、ここ10年くらいでめっきり記憶力が悪くなり仕事が全然覚えられないとお嘆きだった。

しかし、ここに来て好きなことなら覚えられるのだから、覚えられない事はどうでも良い事なのだという思いに至ったらしい。

でも、全然好きじゃない仕事も辞めさせられるまではやるようだ。

 

春子氏はIQも高い。

認知症を疑って検査した病院では、認知症どころかIQ高いから研究者とかの専門職に向いていると言われたらしい。

ブログ読んでても、なかなか頭の冴えた人だと思うし、難関の気象予報士に合格したり、エクセルとか得意だったりと書いている。

接客の仕事ばかりしているのに、その中で使うエクセルの使い方に、この会社もっと効率よくやれば良いのにと思っていたりする。

 

すごく不思議。

なんでそこまで自分の事分かっていて、事務職にならないのか。

住んでいるのはどうやら関西方面のそんなに都市部ではなさそうだけど、それでも今時50代でも一般事務の求人とかありそうに思うのだが。

 

私は昔からどんな仕事もまぁまぁ出来る方で、記憶力も良かったけど、どうしても出来ない仕事があった。

それはレジスターの操作だ。

どんな簡単な現金の出し入れでも、レジだけはどうしてもよく覚えられなかった。

自分でも不思議。

お金関係の事は苦手らしく、比較的簡単な簿記試験も苦手だった。

経理なんて絶対むりだ。

接客でも事務でも、ちょっとクリエイティブな制作現場でも、仕事が出来ないと言われた事はないのに、お金に関わることは事務でもレジでもだめなのだ。

だから早いうちに、そういう仕事はしないと決めた。

 

春子氏に言いたい。

向いている仕事をしなさいよ。

エクセル使うような事務やりなよ。

オススメは公益法人とか役所系の非常勤採用。

出来もしない仕事でサービス残業に時間取られるなら、9時5時で終わる役所で事務やった方が良い。

多分出来るよ。

好きなピアノの練習時間も増えるよ。

 

と、ここに書いてみる。気がついたら読みに来てね。

当分おやすみ

とうとう職場も、自宅待機が始まった。

仕事柄リモートワークは難しいので、本当に待機するだけ。

休業補償はされるので、まぁ降って湧いた有休とも言えるけど。

でも、どこかに行けるわけでもなく、自己研鑽に励むしかないか。

ただ人出は減ったとはいえ電車通勤は感染リスクが高いように思い、毎日いつ感染するかと戦々恐々だった。それが無いのはありがたい。

この時期の仕事は、自分にとっては年間の中で一大イベントだったが、体制も変わってあまり関わらなくなった。

だから、戦力外通告でもある気がする。

ちょっと消化不良だけど、もう正直今の職場に未練は無いので、このまま派遣切りにあってもまぁそれでも良いかな。

職場に飽きたんだよな、多分。

人にも飽きたし。

人事異動で面子が変わっても、その企業の色は変わらない。

大体おんなじようなタイプの人達なのだ。

仕事の出来る良い人は病み、そうでない多くの人は皆同じ顔をしている。

いかに空気になるか。

そういう職場。

 

コロナが収束する頃には、派遣求人もまた活発になるだろうか。

そうしたら派遣先を変えよう。

仕事があればだけど。

なんか引き際って難しい。

一番充実した時には、まだこの先があるようで辞めたくないし、かと言って不満が出てきて嫌になって辞めるのは、それまで好きだった仕事や会社を否定し自分も否定するようでなんだか悲しい。

感情移入せずに働けば良いのだといつも思うけど、なかなか難しいものだ。

自宅待機

緊急事態宣言が出て、東京はかつてないくらい人がまばら。

多くの企業が、自宅勤務や自宅待機になっている。

 

私が事務派遣で働いているビルからも、コロナウィルスの罹患者が出た。

同じビルの中のコンビニも閉鎖になった。

私が勤務する企業は、リモートというわけにも行かず、ほぼ全員フルタイム勤務だ。

他の企業は人もまばらなのに、うちの社の使う階だけ昼の女子トイレも賑わっている。

まぁ他の階のトイレは使い放題だが。

なんとも。

 

我が社に感染者がいないかどうかは、正直わからない。

おそらくどこでもそうだろう。

なんとなく変だとか思いながら出社しているうちに、症状が落ち着き抗体ができて出社している人もいるんじゃないかと思う。

みんな最初のひとりになりたくないし。

 

正直、今、有給で自宅待機している人達がうらやましい。

満員ではないが、電車は隣に人がいる状態で乗るしかない。

今はほとんどの人がマスクをしているが、こんなのが続けばマスクは手に入らなくなるだろう。

総理が打ち出した布マスク配布は、なんだかコントみたいだ。

派遣社員という身の上だと、派遣先か派遣元かが給与の保障をしてくれない限り休むなんて無理な話。

この時期の仕事は山積だし。

 

収束することを祈るしかない。

月曜からも、ちゃんと仕事だ。

パンデミックなのか

WHOがパンデミックを宣言して、世界に伝染病が蔓延している。

日本も顕在している感染者より、何倍も感染者が居るのだろうと思う。

 

そうは言っても、桜が咲き始めた。

桜が咲くと、ほんわかしてしまうのが日本人。

なんとなく、伝染病も収束するのではとか思ってしまう。

 

日本人は、日本には神風が吹くみたいに思っているところがある。

SARSもMERSも水際で防げたじゃないか。乳酸菌飲料を飲んでいるので日本人は感染者が少ないとか、なんか日本だけなんとか避けていってもらえるとか思っている節がある。

遺伝子レベルで、人種的に罹りにくい病はあるとは思うけど、日本だけ無傷なんてないだろうなぁ。

 

今出来る事は、清潔に暮らして、栄養のあるものを食べて、具合が悪かったら無理しないという普通の事なのだろうな。

手洗いうがいはちゃんとしよう。

開花宣言

昨日は東京も雪だった。

そんな中、開花宣言

 

今日、とうとう電子レンジが壊れた。

もう6.7年前に、庫内灯が切れて、そのうち電子レンジ機能を使うと電源が落ちるようになった。

それでも騙し騙し使っていたが、今日になってレンジ機能が死んでしまった。

動かしても加熱しなくなった。

辛うじてオーブントースター機能は生きている。

1987年製造のシャープ製トースターレンジ。

今こう言う電子レンジとオーブントースターという、シンプルな機能の物は売っていない。

オーブンレンジでは、オーブン機能はあるけどトースターとしては使い勝手が悪い。

 

長年使ったトースターレンジは、まるで人間が年を取るように、少しづつ壊れていく。

そういうところも、昭和の家電という気がする。

最後の最後に本当に何の機能も使えなくなるまで、買い替えはしないと決めた。

 

春一番

東京に春一番

たしかに、外に出たら春の風が吹いていた。

 

図書館で松谷みよ子の「あの世からのことづて」を借りてきた。

この本は文庫化された時に一度購入したのだけど、実家に送ってその後母がどこかにやってしまったようだ。

時々読みたいと思うことがあったが、絶版のようで手に入らなかった。

以前図書館でも探してみたが近所の図書館には無かったりして、そのままになっていた。

 

最近また図書館で探してみたら、出勤途中に寄れる図書館に置いてあった。

借りて帰ったら、松谷さんのサインが入っていた。

寄贈本とは書かれてなかったが、発売年よりずいぶん経ってからの所蔵印が押してあるので、寄贈されたのかも知れない。

 

人魂の話が載っていた。

人が死んだ家から人魂が出てくるという目撃談は、戦前くらいまではよくあったようだ。

そういえば父親が若い頃とその母である祖母と一緒に、火の玉を見た話を聞いた事がある。

今では人魂が飛ぶなんてほぼ聞かない。

世の中が明るくなって、霊魂も見えなくなってしまったのか。

 

この本を20代で読んだ時には、自分の死は身近な事では無かったけれど、今読むと自分の死の事も考えてしまった。

年を取るのは、本当にあっという間だった。

もう生きる準備より死ぬ準備をすべきなんだろうな。 

月光

曇っているので月明かりではないのだけれど、なんとなく。

 

ここのところ微妙に調子が悪くて、健康診断でも経過観察だけれどなんとなく悪い結果が出て、なんかこれは病気なのかもという気がしている。

病院に行けば良いのだけど、私は病院嫌い。

まぁでも、死ぬかもねと思いながら、少しづつ身辺整理を始めようかと思ったりもする。

 

昨日、自分用にバレンタインチョコを買った。

さほど高いチョコではない。

以前バレンタイン用に年配の上司に送って意外と受けが良かったので、自分用に買おうと思って居ながら、あれから10年以上経った。

別にバレンタインの時期ではなくても売っているが、バレンタインの時期になると百貨店に出店するので買いやすいというだけだ。

今年は買おうと思いながら、バレンタインの前が意外に用事があって中々行けず、もう良いかなまた来年でも、それに普段はあんまり行かない場所にある店舗に行けば、買えないわけではないしと思ったりした。

いつもつい先送りにしてしまうのだけど、考えてみれば、私に本当に来年はあるんだろうかと思って、今年は仕事帰りに途中下車して買いに行った。

バレンタイン当日で、予定していた百貨店の催事はもう終わっていたけど、他の百貨店の催事はまだやっていた。

目的のチョコを買う前にいろいろ見ていたら目移りしてしまったが、目的のチョコだけ買って帰った。

外国のショコラティエの凝ったチョコとかじゃないので、売り場は空いていたのですぐ買えた。

バレンタインのチョコレートフェアは、もう女の子の楽しみになっているな。

私が上司に贈っていた頃は、上司にはこれ同僚にはこれと、選ぶのが大変だった。

予算もあんまり掛けたくない、所謂義理チョコだったわけだし。

それはそれで懐かしい想い出。

 

自分のために買ったチョコ。

一日一日、明日死ぬかもと思って生きようと思った。

まだチョコ食べてないけどね。