ぽん菓子

土曜日恒例の御茶ノ水の帰りに、九段下によってみた。

桜でも咲いているかと思ったが、千鳥ヶ淵はまだちらほらとほころんでいる程度。

折角だからと昭和館の無料展示でも見て帰ろうと思ったら、ちょうど2階の広場でポン菓子の実演をやっていた。

ポン菓子の出来るの久々にみたなぁ。

子供の頃は時々機械を持って巡回してくるおじさんが居て、とうもろこしの乾かしたのを持って行ってポン菓子にしてもらった。

ボンと大きな音がして一瞬で膨らむのが子どもには面白くて、出来上がったポン菓子も美味しくておじさんが来るのが楽しみだった。

 

昭和館の実演はたまたま通りかかったら、係の方にポン菓子の配布もありますのでと誘われてついつい見てしまった。

ボンという音とともに真っ白な蒸気が吹き出して、分かっていてもびっくりしたが、なんか楽しい気持ちになったわ。

ポン菓子を有難く頂いたあとは、無料展示『ポスターに描かれた昭和〜高橋春人の仕事』展を観て、缶バッジもらって帰ってきた。

ポスター展、意外と面白かった。

ここの展示経路がいつも変だけど、まぁそれは置いといて。

こういう展示だと仕事をする人の道具を見るのが結構面白い。

今ではほぼほぼ使わないだろうけど、烏口とか丸ペンとか溝引き定規とか、全部30年くらい前までは使われていたけどね。普通に。

でも展示されていた道具は綺麗に使っていたと言うよりは、あまり使っていなかった綺麗な道具を展示してる感じがした。

丸ペンの軸があんなに綺麗なわけないわ、みたいな。

 

明日は雨だから、早く帰って洗濯しようと思ったけど、そんなこんなで遅くなってしまったので夕方洗った洗濯物が今日中には乾かなそう。

 

神保町

土曜日は、御茶ノ水に行く用事が多い。

その流れで久々に神保町へ。

 

なんか賑やかだなと思ったら、ブックフェスティバルをやっていた。

出版社が直接出店しているので、掘り出し物が見つかる事もあるが、定価で買った本が出ていてちょっと悔しい気持ちになったりする。

 

そう言えば去年もこのフェスで、資格試験のテキストを買ったんだった。

その時は勉強する気満々だったが、あれこれあってずっと手付かずだった。

そうこうするうちに、試験の内容が今年から変更になったりして、結局またテキスト買ってしまった。

今度こそやろう。使うつもりのない資格だけど、途中にしてると気持ちが悪いし。

 

ブックフェスのワゴンには、束見本を出している出版社もあって、ちょっと欲しくなったが我慢した。

製本されている白い本なわけだが、いざ使おうと思うと勿体無い気がして使えなくなりそうだったので。

200円だったし、すごい心惹かれたが。

そう言えば近所の小さな出版社の前に、束見本捨ててあったことがあった。

通勤の途中じゃなかったら拾いたかった。

 

他には紙の会社だと思うがブロックメモや封筒を出していて、ついつい買ってしまった。

メモ帳とかどうして買ってしまうのか。

この前も丸善のワゴンで、キャラクターの付いたの買ったのに。

 

文具のワゴンセールもあったが、とにかく混んでいて入り込めなかった。

まぁ見たら買っちゃうかも知れないから、見なくて良かったかな。

 

昔の知り合いに本好きがいて、なんかその辺であったら嫌だなと思っていたが、帰宅してからその人のtwitterを覗いたら、同時刻に居たっぽかった。

出くわさなくて良かったよ。

この世から居なくなれ、と思うほど酷い目にあわされた人だから。

そいつが酷い目に遭うのを確認する為にそいつのtwitterを見ているが、因果応報って無いのかなぁと思うほど元気いっぱいのようだけどね。

流星群

流星群が見えるはずの夜だけれど、東京の空は曇天。

 

なんか世の中殺伐としているというか、変な事になってきている気がする。

沖縄の米軍ヘリパッド建設に抗議する人々に、機動隊員が放った「土人」「シナ人」発言。

見るとまだ高校出たてみたいな若い子だった。

警官なんかになって、まるで自分が偉くなったかのような気持ちになってんだろうなぁ。

 

しかも、大阪府知事が機動隊員擁護の発言。

だったら大阪にヘリパッド作ればええやん。

それでも大阪府民は反対せえへんやろ?

大阪府知事が、あんな言い方するんだからね。

 

どこまで沖縄県民に犠牲を払わせるつもりなんだろうなぁ。

小池さんも大変だな

築地市場移転問題で、隠蔽だのなんだのでゴタゴタな東京都。

小池都知事も就任早々大変だよね。

 

役人のやり方なんて、東京都でも国の機関でも、ほぼほぼこんなもんだろうと思う。

役人にしてみたら『小池知事が寝た子を起こしやがって』って感じだろう。

 

以前、某機関で働く事があった時に、個人データの紐付けがデタラメで、給付金の支払いを本来払うべき人に払っていなかったり、本来払わなくて良い人に払っていたりと言うことが複数発覚した事があった。

それを見つけるきっかけは私だった。

 

発覚してしまったので、間違って支払った分は回収に行くことになったが、支払われていた給付金はすでに使われていたりと、いろいろ面倒な事になった。

私はバイトみたいなものだったから、まさかそんなザル審査で給付金が支払われているなどとは知らず、変だなぁと思いながらもちゃんとその後に審査がされているものだと思っていた。

しかし、あまりに変なので上司に話して(それも最初は取り合ってくれなかったが)、ザル審査が発覚した。

 

その時正規の職員から言われたのは「見つかったものは、回収に行かないといけない」

これを数回、嫌味のように言われた。

要は見つけたお前が悪い、ということだ。

面倒な紐付けなんかしたくないから適当にやってたのに、なんで見つけたんだよ。

という事らしい。

 

でもこの紐付け、全然難しくないのだ。

エクセルでマクロもピボットも使えない私でも、出来る程度のことなのだ。

なのにやらない。

 

役所の組織は違っても、体質はどこも一緒。

都庁の職員は今回のことで「なんで見つけたんだよ」ってみんな思っているんじゃないかな。

図書館の夜

昨日、帰りに図書館へ寄ってきた。

 

本の雑誌のバックナンバーを読みに。

本の雑誌という雑誌は、存在は知っていたが今までちゃんと読んだ記憶がない。

ではなぜ読もうと思ったかというと、4月に亡くなった漫画家、吉野朔実の追悼特集があったからだ。

故人と付き合いのあった方々が、追悼文や作品への想いを書いていた。

 

読んでいて、吉野さんは若くして亡くなったが、気の合う人達と充実した人生を送れたのだろうと思った。

自分でも予想外に早く人生を終わったけれど、結構後悔もないのでは無いかと思う。

私のように何一つこの人生を謳歌出来ていない人にとっては、なんだか逆に羨ましいくらい。

 

図書館の帰りにもう八時を回った時間にいつもの街を歩いていて、なんだか全てがいつもより鮮明に輝いて見えた。

吉野朔美の作品をのめり込んで読んだ頃の、まだ自分が何者かになれるかもしれないと思っていた頃に見ていた景色の色のようだった。

 

そのままの気分で家に帰れば良かったが、雑踏の客引きの中を歩いてスーパー寄って帰ったら、すっかり疲れたおばさんの思考に舞い戻ってしまったが。

ご自由に

遅々として進まない片付けをしているが、最近時々家の前に「ご自由にお持ちください」の箱を出している。

 

私はある時から全然物が捨てられなくなってしまい、買った物の箱やパッケージもなかなか捨てられない。

なので、不用品を「お持ちください箱」に出す時も、使った物でも箱やパッケージに戻して出す事が多い。

見た目は新品同様な為か、そういう物はすぐに誰かに持って行ってもらえる。

 

しかし、たまにパッケージを捨ててしまったりすると、たとえそれが開けただけで使っていない物でも持っていってもらえない。

 

人も物も見た目が大事と言うことなのだ。

パッケージに入ってさえいれば、本当にこんなの必要なの?

という物まで持っていって貰えるので、自分で使うというよりヤフオクか何かで売る人なのかも知れない。

100均で買ったお風呂の栓まで持って行って頂いたので、もしかしてボールチェーンだけ欲しい人とかだったのかなぁ。

 

昨日は2時間の間に、パッケージに入っていた物だけが無くなっていたので、これからもパッケージや箱が捨てられなくなりそう。

 

それにしても100均の物とかでも、使えない物を買わないように気をつけよう。

サイズ測らずに買ったりするからいけないのだ。

108円だと思うと「まぁいいか」と思うが、塵も積もれば数千円になるのだ。

 

今日は雨なので、片付けしないと。

床にいろんな物があって、もう老齢に近づいているので、躓いて骨折とか洒落にならない。

都会の蛇

今年は都内で蛇を2度も見た。

都内と言えども多摩の辺りなら蛇もいそうだが、都心でも普通に藪には蛇がいるのだ。

 

東京に住み始めて30年くらいになるが、今まで蛇をみた事はなかった。

それなのに、今年は二度も見てしまうとは。

正直、地方に住んでいた時だって、蛇を見たのは子供の頃に山の中で見たくらいだ。

市街地のどんな茂みでも、蛇なんか見たことがなかった。

 

東京、恐るべし。