小池さんも大変だな

築地市場移転問題で、隠蔽だのなんだのでゴタゴタな東京都。

小池都知事も就任早々大変だよね。

 

役人のやり方なんて、東京都でも国の機関でも、ほぼほぼこんなもんだろうと思う。

役人にしてみたら『小池知事が寝た子を起こしやがって』って感じだろう。

 

以前、某機関で働く事があった時に、個人データの紐付けがデタラメで、給付金の支払いを本来払うべき人に払っていなかったり、本来払わなくて良い人に払っていたりと言うことが複数発覚した事があった。

それを見つけるきっかけは私だった。

 

発覚してしまったので、間違って支払った分は回収に行くことになったが、支払われていた給付金はすでに使われていたりと、いろいろ面倒な事になった。

私はバイトみたいなものだったから、まさかそんなザル審査で給付金が支払われているなどとは知らず、変だなぁと思いながらもちゃんとその後に審査がされているものだと思っていた。

しかし、あまりに変なので上司に話して(それも最初は取り合ってくれなかったが)、ザル審査が発覚した。

 

その時正規の職員から言われたのは「見つかったものは、回収に行かないといけない」

これを数回、嫌味のように言われた。

要は見つけたお前が悪い、ということだ。

面倒な紐付けなんかしたくないから適当にやってたのに、なんで見つけたんだよ。

という事らしい。

 

でもこの紐付け、全然難しくないのだ。

エクセルでマクロもピボットも使えない私でも、出来る程度のことなのだ。

なのにやらない。

 

役所の組織は違っても、体質はどこも一緒。

都庁の職員は今回のことで「なんで見つけたんだよ」ってみんな思っているんじゃないかな。

図書館の夜

昨日、帰りに図書館へ寄ってきた。

 

本の雑誌のバックナンバーを読みに。

本の雑誌という雑誌は、存在は知っていたが今までちゃんと読んだ記憶がない。

ではなぜ読もうと思ったかというと、4月に亡くなった漫画家、吉野朔実の追悼特集があったからだ。

故人と付き合いのあった方々が、追悼文や作品への想いを書いていた。

 

読んでいて、吉野さんは若くして亡くなったが、気の合う人達と充実した人生を送れたのだろうと思った。

自分でも予想外に早く人生を終わったけれど、結構後悔もないのでは無いかと思う。

私のように何一つこの人生を謳歌出来ていない人にとっては、なんだか逆に羨ましいくらい。

 

図書館の帰りにもう八時を回った時間にいつもの街を歩いていて、なんだか全てがいつもより鮮明に輝いて見えた。

吉野朔美の作品をのめり込んで読んだ頃の、まだ自分が何者かになれるかもしれないと思っていた頃に見ていた景色の色のようだった。

 

そのままの気分で家に帰れば良かったが、雑踏の客引きの中を歩いてスーパー寄って帰ったら、すっかり疲れたおばさんの思考に舞い戻ってしまったが。

ご自由に

遅々として進まない片付けをしているが、最近時々家の前に「ご自由にお持ちください」の箱を出している。

 

私はある時から全然物が捨てられなくなってしまい、買った物の箱やパッケージもなかなか捨てられない。

なので、不用品を「お持ちください箱」に出す時も、使った物でも箱やパッケージに戻して出す事が多い。

見た目は新品同様な為か、そういう物はすぐに誰かに持って行ってもらえる。

 

しかし、たまにパッケージを捨ててしまったりすると、たとえそれが開けただけで使っていない物でも持っていってもらえない。

 

人も物も見た目が大事と言うことなのだ。

パッケージに入ってさえいれば、本当にこんなの必要なの?

という物まで持っていって貰えるので、自分で使うというよりヤフオクか何かで売る人なのかも知れない。

100均で買ったお風呂の栓まで持って行って頂いたので、もしかしてボールチェーンだけ欲しい人とかだったのかなぁ。

 

昨日は2時間の間に、パッケージに入っていた物だけが無くなっていたので、これからもパッケージや箱が捨てられなくなりそう。

 

それにしても100均の物とかでも、使えない物を買わないように気をつけよう。

サイズ測らずに買ったりするからいけないのだ。

108円だと思うと「まぁいいか」と思うが、塵も積もれば数千円になるのだ。

 

今日は雨なので、片付けしないと。

床にいろんな物があって、もう老齢に近づいているので、躓いて骨折とか洒落にならない。

都会の蛇

今年は都内で蛇を2度も見た。

都内と言えども多摩の辺りなら蛇もいそうだが、都心でも普通に藪には蛇がいるのだ。

 

東京に住み始めて30年くらいになるが、今まで蛇をみた事はなかった。

それなのに、今年は二度も見てしまうとは。

正直、地方に住んでいた時だって、蛇を見たのは子供の頃に山の中で見たくらいだ。

市街地のどんな茂みでも、蛇なんか見たことがなかった。

 

東京、恐るべし。

素敵

ネット上をうろうろくるくる廻っていると、時々素敵なブログに出会う。

すっきりとした文章で、好きな物や自分の事を書いている、

写真もすごく素敵。

 

そういう人達の素敵な暮らしを見ていると、この人達は子供の頃からお金の苦労を知らず、親に愛されて、概ね行きたい大学に行って、やりたいことが出来ていた人達なんだなぁと思う。

だから自然体で、誰かを憎んだり羨んだりせず、自分の好きなことをブログに上げられるのだろう。

 

私には到底出来ないこと。

豪奢ではないけれど、良い物や好きな物を持って、ゆったりとした時間に生きている人。

同じ時間がその人達にも私にも流れているはずなのに、彼らは時間を上手に使いいろんな事を優雅にこなしていく。

あれは、ゆとりのない生活を経験した人には醸し出せない。

 

同じような一見素敵ブログでも、子供の頃に金銭で苦労をしたという人では、少し違う印象になる。

 

ブロガーさん達が、本当のことばかり書いているわけでは無い事も知っているが、素敵ブログの方々は醸しだすものが違う。

あんな風に育ちたかったと思う。

 

素敵ブログの人達のような、静かで落ち着いた自分になりたかった。

夕暮れ

暑いけど秋めいてきたな。

秋の空は、少し寂しい。

 

なんだかんだでゴタついていて、テレビとかよく見てなかったが、女優の息子の強姦男、不起訴で釈放されたのか。

ニュース映像見ると、起こした事件の割に、どうどうと大声で謝罪した挙句、報道陣を睨みつけていた。

異常な行動。

子どもが悪戯を叱られて、叱った相手を睨みつけてるみたい。

僕は悪くないのに!

みたいな。

もうさー、これだけ見てもこの子普通の精神発達を遂げていないよ。

相手が合意してたと思ったとか、他人の表情や言葉の中にある物をきちんと読み取れない、もう典型的じゃん。

 

この子の出ていたドラマで、不良の乱暴な役があったが、その時の目つきの冷たさは、演技とか言うよりこの子の本質なような気がした。

凍りつく目つきだった。

あれを被害女性がみたら、恐ろしくて抵抗出来ないのではと思うほどの恐ろしい目つきだった。

ドラマでいろんな役者の冷たい演技は見るが、あの子の怖いほどの目つきは、今までドラマを見ていても感じた事がなかった。

 

ニュースで報道陣を睨みつける目は、正に背筋が凍る冷たさだった。

この子がこのまま育てば、大きな犯罪を犯すかもしれない。

そういう目だった。

夏の終わり

台風が去って、気がついたら空気が秋の匂いになっている。

夜には秋の虫が啼いていて、夏が終わったんだなと感じる。

 

ちょっと暫く普通に働こうかと思う。

なので今月の休みは貴重なお休みだったのだ。

それなのに、無為にだらりと過ごしてしまった。

今更いろいろと後悔してしまう。

 

部屋も片付けたかった。

溜まっていた本も読みたかった。

何より、早くに処理するべきだった事を放って置いて、無駄にしてしまった。

全く出掛けない日も何日もあったのに。

どこかに行けば良かったな。せめて。

こんな休みも暫くなくなるのに。

 

あー欧州辺りの人は二ヶ月くらいのバカンスが毎年あるんだからと、こんな悲壮感はないんだろうなぁ。

 

大人になっても長い夏休みがあるって良いなぁ。